【AWS】構成図作成サービスCloud Craftを使ってみた!
どうも、Keiです。
最近体を動かしていないので、ボルダリングとかやりたいです。
さて、今回は前回に引き続きAWS関連の話をしていきたいと思います。
AWSとは何か?だったり、どのような構成があるの?という場合は是非前回の記事を見て下さいね!
前回の記事のように、AWSでシステムを組む際に構成図をパワポなどで作ると全体像がすぐわかって便利ですよね。
一方で、もう既にAWSのサービスを使っていて大規模なシステムを組んでいる場合は1から図を作るのも面倒なものです。
構成可視化をサポートするサービス
実は2018年10月現在、この悩みを解決する以下の3つのサービスが存在します。
- Amazon Cloud Formationデザイナー
AWS公式が出しているサービスです。Cloud FormationというAmazonのインフラサービスの構成、デプロイをコード化して自動化するサービスの付加機能で現在稼働中のAWS環境を図示してくれる便利なサービスです。
こういう痒いところに手が的なサービスを公式で出しちゃうのが、AWSの魅力ですね。
- Cloud Craft
こちらは3rd partyが出しているAWSの機能を3Dに可視化できる機能です。今回の記事ではこちらを取り上げます。
AWSから構成をインポートして、自動的に図を作り上げる機能もあります。
- Hava
こちらもCloud Craft同様、3rd partyのサービスです。
Cloud Craftは3Dで表示していましたが、こちらは2Dで表示しており、AWS公式の描画に近い印象です。AWSから構成のインポート、自動生成もサポートしています。
Cloud Craftを使ってみよう
今回はCloud Craftを使って、前回の記事で例題として挙げた図を作成してみます。
何故、Cloud Craftを選んだかというと、誰が作ってもかっこよく、そしてセンスよく仕上がるからです笑
いきなり結論ですが、Cloud Craftを使って作成した図がこちらとなります。
どうですか?
けっこうかっこよくないですか?笑
前回パワポで作った図も再掲して比較してみます。
今回、ルートテーブル等は作成していませんが、かなり見やすい図ができたかと思います。
しかもこれがわりと簡単にできちゃうっていう。
クライアントに綺麗な図を見せたいなんていう、クラウドアーキテクトの要望にもしっかり応えてくれる機能だと思います。
しかも、パワポより簡単に早くアイコンやゾーン、VPCの設置ができるのでオススメです。
使ってみての感想
- ライブラリに綺麗な作成例があり、それを使うことができる
- 四角形や三角形などの多角形を頂点の数を編集することで自由に表現できる。これによって複雑な図形も描ける。photoshopでいうパスみたいな感じ。(ベジェ曲線はさすがに表現できません笑)
- 無料だとグリッド(アイコンを置く範囲)が有限なのでけっこう狭い
- Ctl+マウスで選択範囲を指定する際に、斜めの角度で選択するので最初は感覚的に難しい
なかなか使い勝手の良いツールでした。
無料版だけだと、複雑なシステムは描けないかと思うので本格的に業務で使うという方は有料で使用してみてはいかがでしょうか?
月49USドルで使用できるみたいですね。毎日使わないと若干高いか・・・?
今回はCloud CraftというサービスでAWSサービスの構成の可視化について紹介しました。
個人的にはなんでも斜め45度にしたらかっこよくなるんじゃね?と感じさせられたサービスでした笑
それではまた次回!