脳とコンピュータがつながる世界はそう遠くないかも
どうもKoheiです
暑くなったり寒すぎたり体調管理に気をつけなきゃいけない日が続きますね。
自分は案の定風邪気味です。
さてまずは、ネット見つけた面白そうな記事を紹介します。
記事によると、特殊なデバイスを使って脳から別の脳へと直接的に思考を伝え、3人が意思伝達を取ることができたそうです。
なんだかSFチックな世界の話ですが、このような脳とコンピュータをつなぐ研究は昔から行われています。
今日はこの脳つながるコンピュータについて書きたいと思います。
考えて動かすコンピュータ
脳活動をどうやって計測するのか
そこで昨今盛んに研究されているのが非侵襲的な計測方法です。例えば、上記の記事でも使われているような脳波です。頭に電極を張り付けるだけだったり、最近だと被るだけのお手軽な脳波計も出ています。
なんとamazonにも売ってます。
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主にこうした非侵襲式で使われる脳活動は
- 脳波
- 脳血流量
- fMRI
体に重度の障害を持つ患者の希望に
こちらの記事でも紹介されていますね。style.nikkei.comALSの症状が進んでしまうと、脳活動は継続したまま、筋肉がすべて衰えてしまうので、周りの人の声は聞こえて理解ができるが、話すこともできない閉じ込め状態になってしまします。こうした患者の希望の光になるのがこうしたBMIになるというわけです。
実用化に向けた課題
最初に紹介した記事でも「3人で脳と脳で直接意思疎通できた」とありますが、やっているのはテトリスのブロックを回転させるか否か?の二択を送っているだけです。
1bitの情報だけということですね。
やはり、非侵襲式の脳活動は非常にノイズが多く正確な脳活動の把握が難しいのが大きな課題として挙げられています。
昨今のAI技術の進歩で、かなり精度よく特徴抽出を行うことができるようになってきましたが、それでも実用のためには、長時間のデータ計測が必要だったり。。。とハードルがあります。
とはいえ、将来的にも大きな注目を集めている技術の一つです。
5年後には1.7憶米ドルにもおよぶ市場になるとも予想されています。
BCI市場は2022年までに1.73億米ドルに | 医療機器の製造・開発 展示会・セミナー Medtec Japan |東京ビッグサイト
まあこれはちょっと盛り過ぎな気もしますが。。。Garnerのハイプサイクルでも「過度な期待時期」と言われていますし・・・
まとめ
さて、近未来の技術であるBrain machine interfaceについてまとめてみました。
まだまだ発展途上の技術ですが、昨今のAI研究のおかげもあり、着実に実用化に向けて進んでいる分野になっています。今後の動向にもますます注目ですね
ではでは