IT社員3人組によるリレーブログ

某IT企業に勤める同期3人が、日常で思ったことを記録していきます (twitter: @go_mount_blog)

AWS Solution Architect Associate合格しました!【2018/11時点】

どうも、Keiです。

最近飲み会が少ないおかげで体調がすこぶる良いです。やっぱアルコール漬けの生活って害悪っすね。

 

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さて、いきなりですがAWS SAA(Solution Architect Associate)に合格しました!

今回は合格までの勉強方法や試験の内容について書いていきたいと思います。

 

AWS SAAって・・・?

そもそもAWS SAAって何?って方のために最初に簡単に内容を

 

説明したいと思います。

AWSの資格は以下の3つのカテゴリに分けることができます。

 

  • Solution Architect(設計)
  • Developer(開発)
  • Sysops(運用)

 

  • Solution Architect
    こちらは、クライアントの要望を満たすために数あるAWSのサービスを組み合わせて最適なシステムを設計するための資格です。
    AssociateとProの2つの難易度があり、Associateに合格しないとProは受験できません。
    Twitterのリプで、現在はassociateを合格しなくてもproを受験可能なようです。詳細はこちらからどうぞ。

  • Developer
    AWS上で、アプリケーションの開発を行う人向けの資格です。Solution Architectと比較するとより1つ1つのサービスに触れていないとわからない問題が出るので、AWS上でコードを書いたり等、実務経験がないと難しいかもしれません。

  • Sysops
    こたらは、AWSを運用する上での知識やベストプラクティスを問われる資格です。DeveloperやSysopsの範囲もSolution Architectと一部被っていますがより、開発や運用面の詳細な知識が求められます。なぜ、範囲が被っているかといいますと、設計をする際は開発や運用がしやすいように設計する必要があるからです。

 

さて、AWS solution architect associateは今年の2月時点に新形式がリリースされ、8月13日には旧形式の試験は受けることができなくなりました。

現在は、問題数65問、時間130分のなかなか長い試験となっています。

 

勉強方法について

 勉強した内容についてまとめてみました。

 

  • 勉強時間:15日(45時間程度)
  • 勉強資料
    AWS認定ソリューションアーキテクト(4周)
    ・公式サンプル問題
    ・有料模擬試験(1回)
    ・Blackbelt(主要サービスは2周)

 

AWS認定 ソリューションアーキテクト

勉強に使った参考書は下記の本です。

 

 

2016年に出た本ですが、試験に出やすい主要なサービスについて、これまた試験に出やすい部分にスポットを当てて紹介しています。非常におすすめですし、ここに書かれている内容は細かい内容(IOPSなどのパラメータ)含めて全て暗記すると良いと思います。

 

一方で、もう2年も経っているのでけっこう古い情報が多いです。

例えば、S3のSLAの低い安いオプションであるRRSは、現在ではS3の価格改定によって、コストの面から最適なオプションでなかったりなど。

 

模擬試験

AWSでは有料の模擬試験を受けることができます。

現在30分で25問の試験です。合格か不合格かも出ますし、各分野ごとの結果も出ます。

 

こちら、かなりおすすめです。

なぜかと言うと、試験ではどのような問題が出るかわかるため、どのような勉強をすれば良いかが理解できたからです。

例えば、試験では「EBSのプロビジョンドIOPS SSDのIOPSの最大値は?」みたいな一問一答な問題は出題されず、「AWSのクライアントはこのようなシステムを作りたいと思っています。これを実現するときにストレージとしてEBSを使うとき、どのオプションが良いでしょうか?」みたいな問題が出ます。

 

何が言いたいかというと、もちろん細かくIOPSやスループットを暗記することも大事なのですが、それによってサービス同士を比較できるようになることです。

もっというと、サービスやそのオプションごとのユースケースを暗記、理解した方が合格への近道となると感じました。

 

模擬試験は、この事実を自分に気づかせてくれたので非常に良かったです。

 

AWS blackbelt

以下のAWSの公式のサイトで、各サービスがAWSのスタッフによってパワポ形式でわかりやすくまとめられています。

 

aws.amazon.com

 

上で紹介したAWS認定ソリューションアーキテクトの本より、情報量が多いため個人的には、本に書いてある全てのサービスについてはblackbeltで学習することをお勧めします。

また、white paperというさらに詳細なドキュメントもありますが、すべて英語で書いてある上で詳細すぎるので、今回は読みませんでした。

 

AWSは上のblackbeltのリンクを辿ればわかると思いますが、主要サービス以外に恐ろしいほどたくさんのサービスが存在します。一応、各サービスが何をしているかは理解した方が良いと思います。blackbeltを読み込む必要はないと思います。

 

しかし、今回自分が失敗したと思ったのはAmazon Kinesisについてblackbeltでしっかり読み込んでおけばという部分です。

Kinesisに関する問題が、けっこう詳細に出たのですが、あまりBlackbeltで詳細に学習していなかったため、けっこうわからない問題がありました。

 

本に出てくるサービス以外でblackbeltでしっかり学習した方がいいサービスは下記です。

 

 

ここらへんをしっかりユースケースと伴に学習できていると心配はないかと思います。

Lambdaは参考書には出てきませんが、絶対出題されるので押さえましょう。

 

 さて、今回は以上となります。

ではまた!