slackって便利なの?~働き方を変えるビジネスチャット~
どうも、koheiです
ハンターハンター再開決まりましたね
さて、今日はビジネスチャットで有名なslackについて書きたいと思います。
みなさんの職場ではチャットツールが使われているでしょうか?
最近の働き方改革でも、新しい社内コミュニケーションの方法として近年ビジネスチャットが注目されています。
メールの時代はもう古い?
ビジネスのコミュニケーションとしておそらく最も活発に使われているツールにメールが存在します。
メールは、相手の時間を拘束せずに、多数のユーザに情報共有するのに優れ、また履歴の検索性に優れています。
しかし一方で、
・いつメールが読まれたのか分からないのでリアルタイム性に劣る
・大量のメールに埋もれてしまう
・本題とは別に「手紙」としての作法や表現を利用するケースが多い
といったデメリットも存在します。
リアルタイム性を重視するなら電話という手段も取れますが、完全に同じ時間を共有するとなると少しハードルが高くなります。
ある程度のリアルタイム性を持ちながら、気軽にコミュニケーションとれないかなぁ…というメールと電話の間のツールとして、ビジネス向けチャットが注目されています。
ビジネスチャットの利用で以下のようなメリットが期待できます。
・リアルタイム性の高いコミュニケーションができる
・既読機能で届いたかどうかわかる
・メール特有の表現が不要
また、最近出てきたチャットツールはこれに加えて
・ファイル、タスク管理機能
・他の監視ツールやサービスとの連携が容易
などなどのメリットも登場しています。
このビジネスチャットブームの火付け役ともなったのがslackです。
slackの登場
2013年8月にアメリカのSlack Technologiesによってリリースされたチャットツールです。
ちなみにslackというのは、"Searchable Log of All Conversation and Knowledge"から作られたキーワードらしいです。
ちょうど、今日yahooでも全社導入のニュースが出ていました
チャットというと1:1のコミュニケーションで昔からある感じですが、slackはチャットを前面に出しているというより、slackをハブとしたコミュニケーションの集約に主眼を置いているように感じます。
主な機能は次の3つを掲げています。
ワークスペースとチャンネルによる会話の整理
slackには、
1. 話題を共有する人の集まり(ワークスペース)
2. 話題の集まり(チャンネル)
という概念があります。
1.はLINEグループに近いですが、2.はさらに
そのグループの中に話題ごとに分かれたトークがあるような感じですね。
こういう仕切りを作ることで、チャットが長々と続いて情報が散らばってしまうのを防ぐことができます。
また、チャンネルごとにファイルの転送や共有もドラッグアンドドロップで行われるので、非常に簡単です。
履歴への高い検索性能
チャットは情報が積み重なるため、過去の履歴をたどるのが大変ですが、そこをslackは過去のメッセージの検索機能を強化することでカバーしています。
チャンネル自体がそのままナレッジとして利用できるというメリットがあります。
他ツール、サービスとの連携機能
API機能が豊富で、昨今出ているいろんなITツール(公式サイトの例では、プロジェクト管理ツールJIRAや、顧客管理ツールのsalesforceなど)との連携が容易です。
また、逆に作りこみ次第でいろんな機能拡張も可能です。
「slackチャンネルで毎日のお弁当の注文数を集計してFAX送信する」
であったり、
「現在の会議室の空き状況を回答してくれるbot」
などなど、が実現できます。
事例一覧として下記のページにまとまっていました。なかなか面白いアイデアが多いです。
現在日本でもslcakのアクティブユーザは50万人を超えると言われています。
ただのチャットツールにとどまらず、上記のような機能を盛り込んだことが、これだけ人気になった要因のように感じます。
slackはSaaSサービス
一点気を付けなければいけないのが、slackはSaaSサービスになります。
つまり、会話の内容もすべてslack社のサーバ内に蓄積されます。
セキュリティに対しては、slackもかなり重視しており、その対策も公式サイトでアピールされています。
とはいえ、やっぱりSaaSサービスで社内のデリケートな話を出すわけにいかない!!
というあなた
一応slackライクに使えるオンプレミスで使えるMattermostというソフトも存在します。
slackはメッセージ数が10000件までは無料ですが、それ以上はアクティブユーザごとに850円~お金がかかります。
一方でmattermostはOSSでメッセージ数上限なく利用可能です。
(サポート付き+機能拡張の有料版もあります。)
まとめ
さて、今日はトレンドのビジネスチャットslackについて紹介しました。
ビジネスチャット自体は他にもたくさん出ていて、西日本初のベンチャー「ChatWork」や「LINE WORKS」やなども有名どころですね。
チャットツールの比較には、こちらのサイトがなかなか勉強になりました。
こういった新しいツールをいかにキャッチアップして、うまく使いこなすか
が働き方改革しかり、今後のビジネスでの大きなポイントになりそうですね。
ではでは