親知らずを抜いたけど痛くなかったです
どうも、ITコンサルタントのShoheiです。
今日はITはお休み。個人的1大ニュースである、親知らずの話をしましょう。
拝啓、親知らずを抜きました
先日、親知らずを抜きました。
左下の奥歯で、真横に生えてるタイプ。 真横に生えてるものなので、隣の歯の歯磨きができず、虫歯になってしまっていたので抜くことになりました。
診断〜抜歯予約
抜く決断は親子でやってる町の小さな歯医者さんみたいなところで。
月一回、知り合いの口腔外科の先生と名乗る男が来訪するらしく、そのタイミングでみんなの歯を抜いて行くんだと。
月一なもので、抜くのは1.5ヶ月後のこの日だね、と言われ予約を取りました。
それを周りに話すとね、まぁ色んな人に脅されるわけですわ。
「下の歯はやばいらしいで」
「あーもう二度と抜きたくないわぁ」
「下の歯は死ぬほど腫れるし、町の歯医者じゃなくでかい病院で抜いてもらったほうがいいよ」
大体の友達は脅しや感想ですが、大きい病院がベターというアドバイスは得られたので、歯医者さんにオブラートに相談。
ぼく「なんか他の歯医者への紹介とかしていただいたりできないんですか?」
医者「え、なんで?」
ぼく「いや、あのその、ここだと月1しか抜けないし、ほら平日じゃん」
医者「うーん、どんなとこに紹介するイメージ?」
ぼく「大学病院とか、大きいとことかすかねぇ」
医者「うーん、そこも結局平日しかできなかったり、予約がだいぶ先になっちゃうよ」
ぼく「…。」
医者「月1が嫌なら、一応俺もまぁ抜くこともできるっちゃできるよ(震え声)」
ぼく「そ、そうなんですね(震え声)」
医者「どうする?都合合わないなら僕が抜こか?(震え声)」
ぼく「あ、いや、じゃぁなんとか今のまま都合つけてみます(震え声)」
ということで、ネゴ失敗。僕の論理が甘かったです。
結局その少し不安な歯医者で抜くことになりました。
抜歯日がきました
会社を午後だけ休んで向かいました。
歯医者にはいつも通りオルゴールで"いとしのエリー"がかかってました。
椅子に座らされるや否や、口腔外科の先生と名乗る男が登場。
外科「僕とここの院長とは大学の同級生でね、もう40年の付き合いなんだよ。どうも、よろしく。」
ぼく (いや不安… 友情出演アピールいらんぞ... とりあえず歯見て難易度見極めるとかしろよ、歯見ろよ歯) 「......どうか腫れないようにお願いしますね!^ ^」
外科「どわっはっははー(爆) それは人によるからねー」
ぼく (なにわろてんねんこいつ...)
早速麻酔。舌の左側が痺れて来た感じがするまで少し待つとか。
看護師さんと名乗る女やいつも見てくれてる歯医者が現れては消え、全員で不安を煽ってきました。
手術開始
無事舌が痺れて、手術開始。開始直後に聞こえてきた会話。
外科「コソコソ... ...看護師よ、頭取ろうか。」
看護師「ラジャー」
意味はわからないですが気づいたらもう始まってました。
ギイイイイイイイイイ---ンンン
ゴリゴリゴリゴリゴリ
痛みは麻酔のおかげでないのですが、明らかに体のどこかを破壊してそうな音が聞こえます。あと血の味らしきものは時々感じます。
抵抗するわけにもいかないのでひたすら足首をピクピクさせて気を紛らわすぼく。
もはや、オルゴールのいとしのエリーは聞こえない。聞かせる気もない。むしろEDMとかかけてほしい。
しばらく続いたでしょうか。
5分から10分ぐらいですかね。
一旦忌々しい音が鳴り止み、再びオルゴールの音色が耳に入ってきました。
終わったか?と思うと、
看護師「じゃ、これから抜いていきますー。顎おさえるから少し痛くなるかもしれないけど、頑張ってね!」
そして始まりました、抜歯。
後でわかったことですが、今まで何やってたかというと、歯を抜きやすいように歯の一部を切断してたみたいです
頭を外科のお腹らへんで固定され、本気の抜歯モードへ。
イメージビール瓶を思いっきり抑えて蓋を抜く感じ。
顎がものすごい力で抑えられるものなので、つりそうになります。
麻酔が効いてないからなのか、特に反対側の顎が痛みを感じてます。
メキメキメキメキ ...フゥ... と外科がときおり一呼吸置きながら引っ張ってるのがわかります。
顎の痛み自体はそこまでではないですが、無理な負担によりこのあと変形しないかが不安でした。
後処理へ
ひたすら耐えること1-2分ぐらいですかね。
看護師「もう抜けたんで安心してくださいねー」
なんかまだ色々続いてるみたいだけど、そんな嬉しい知らせが。
麻酔のせいか、明確に抜ける感覚がなかったので、「終わったんだー」って感覚でした。落ち着かずずっと足をピクピクさせて待ってました。
後処理らしきものを諸々やったあと、多分糸を縫ったであろう感触を感じ、終了。
ガーゼを渡され、この後20分ぐらい強く噛んでろと。
血が止まらなかったら予備のガーゼに変えてくれとのことでした。
外科「ほら、こーんなに大きいのとれたよー ^ ^」
嬉々として医者がみせてくれたのは、先1/4ほどが削り取られた僕の歯。
確かにどんな戦いが行われたか興味あったので見たかったですが、ガーゼくわえてて喋れないし、なんかもう早くどっかで落ち着きたかったので3回ぐらい頷いて退出しました。
退院後
歯医者を出て、薬(痛み止め)をもらって、ちょっと用事をしにマックへ。
ガーゼで喋れないのでスマホに要望「コーヒーS 店内」と書いて店員に見せて注文しました。
鏡を見るとまだ腫れてなかったですが、噂によると12時間後から急激に腫れ始め、48時間後をピークに引いていくんだとさ。
これから地獄の日々がスタートするのかとすごく悲しい思いになりながらも、急いで作業をすませて帰宅。
抜歯から4時間後の18:30に帰宅。ちょっとずつ顎がジンジンしてきたのですが、腫れ始めると聞く夜2時(抜歯から12時間後)に薬がきれて目が覚める、なんて自体は避けたかったので、しばらく横になって我慢しました。
その後
さて、ちょっとここからは端折って書きますが、結論から申し上げますと、
横になって1時間ぐらいゆっくりしてたら痛みは全て治りました。
そしてその後、たまに顔が火照ってくることがあるものの、腫れも痛みも出ませんでした。
もちろん最初4-5日は糸で縫ってることもあり口はあきにくいですし、歯があったところに穴があいていて、かつ血が出ていたので、左側に水や食べ物があたると痛いですが、そのくらい。
痛み止めも全く飲みませんでした。
腫れ始めるともっぱらの噂だった夜2時も、全く顔に変化なし、痛みもなし。
普通に次の日朝からお客さん訪問して仕事してました。
素人なんでわからないですが、腫れなかった理由として考えられる点がいくつかあるので、記載しておきます。
平和に終わった理由として思い当たる事項
・やっぱり歯医者がうまかった
抜くのに2時間かかったみたいな人もいる中、全行程20分程度で終了。短い方が腫れないらしいので、腕が良かったんじゃないかなと思います
・腫れない歯だった
神経との距離とか? 生え方は変だけどそこが運良くいい生え方だったとか?
ここまでは偶然というか、運が良かっただけと思いますが、以下、自分でできる最大限の努力をしてみた内容と、自分の環境です。
・お酒を控えた
糸を抜くまで(通常1週間程度ですが、早めてもらって4日後に抜きました)、お酒を完全い控えました
・よく寝た
傷の再生を促すために、なんとなく睡眠は重要そうなので早めに寝るように心がけました
・傷口が癒えるのを邪魔しないように最大限の努力をした
要は、出血していたところがかさぶた化して再生していくといういつもの傷の要領みたいなので、"傷を舌でつつかない" "水や食べ物は右に流れていくように顔を傾けて食べる" "うがいはすすぐだけ" そして、"最初受けた多少の痛みは痛み止めを飲まずに我慢する(その心は、飲むと痛みがなくなって、傷口で食べ物噛んだりしてもわからないと思ったから)を徹底していました
・冷やさなかった
上述の通り、抜歯当日と1日/2日後の夜に1時間ほど、顔が火照ってきたタイミングがありましたが、冷やすとその場しのぎにはなるが、治りが遅くなると聞いたので冷やしませんでした。
・抗菌剤を飲んでいた
実は、1ヶ月ぐらい副鼻腔炎を患っていまして、抜歯前後2週間ぐらい抗菌剤を飲んでたんですよ。
抜歯直後は普通2日分抗菌剤もらうんですが、その理由から僕はもらわず(いつも出すやつを、今飲んでるやつで兼ねられるとのことだったので)。
抜いたところに菌が入ると痛いみたいな話聞くので、前後から菌と戦ってクリーンになってきてるのがよかったのかな?
・食べ物を工夫した
自分でできることはやろうと思って、食事に気を使い、アボカドとほうれん草と卵を毎日食べてました。
アボカドとほうれん草は細胞の再生を促進するビタミンEが入ってます。アボカドは生でも、ほうれん草はスープにすれば食べやすいので食べてました。
卵は粘膜修復に役立つビタミンA/Bも入ってるし、食べやすいので食べてましたね。
まとめ
今日はITの話を一切せず、僕の1大ニュースである親知らず抜歯についてお話ししました。
腫れる腫れるは人によるみたいですが、一つサクセスストーリーができたので、参考にできるところはして見てください。
歯医者紹介して欲しい方は、Twitterかコメントで気軽にコンタクトください^^