サビマネ的使えるExcelショートカット20選(初・中級編)
最近35度越えがアベレージなんじゃないかくらいぽんぽん出ますが、1980年~1987年の8年間で35度を超えたのはたったの3日しかなかったんだとか。夏が暑くなっているのは気のせいじゃないみたいです。
そして今日も35度を超える中、野球をして死にそうなhase@サビマネです。
皆さま熱中症にはくれぐれもお気をつけて…。
さて前々回、IT業界にはサビマネっていう人がいるんだよ、というお話をしました。
今回はサビマネって具体的にこういうことしてるんだよ、っていう話をしようと思って記事書いてましたが、
…いや、全然面白くない。
サビマネがおもんないわけじゃありません。
これはひとえに私の力によるところが大きいので、私が面白くサビマネを語れる日までこの記事は封印します。ということで、今回は社会人にとって最強ツールと言ってもいい"Excel"の、便利なショートカットを紹介したいなと思います。
サビマネにとってのExcel
なぜサビマネの私がExcelなのか。
サビマネというのは、システムを作った後の運用で起きる様々なトラブル・要望を管理・共有する必要があります。
前々回お知らせした世界でもっとも革新的な企業ServiceNow社のServiceNowも、そのためのツールなわけです。
ただ、最新ツールはお金がかかる…!
ということでトラブル・要望の管理に、あらゆる業種で最強ツールとして君臨するExcelさんに頼っているところがたくさんあるのです。Excelなら皆さん大体持ってますからね。(調査によって数値はまちまちですが、ITSMツール導入率は20〜40%程度と言われています。)
Excelを制するものはサビマネを制す、いや、ビジネスを制すと言っても過言ではないでしょう。
ということで私が実際にExcelをサビマネ業務で使っていく中で、厳選した20個を紹介していきたいと思います。
Excelショートカット(初級編)
ということで早速行ってみましょう。まずは初級編!
この辺りはみなさん当たり前に使ってますかね。
コマンド | Windows | Mac |
セルを編集状態にする | F2 | Ctrl + U |
セルの入力取り消し | Esc | Esc |
データの最後まで移動 | Ctrl + 矢印 | Ctrl + 矢印 |
データの最後まで一括選択 | Ctrl + Shift + 矢印 | Ctrl + Shift + 矢印 |
検索 | Ctrl + F | Command + F |
置換 | Ctrl + H | Command + H |
シート移動 | Ctrl + PgUp/Dn | Option + → |
行選択 | Shift + Space | Shift + Space |
列選択 | Ctrl + Space | Ctrl + Space |
名前を付けて保存 | F12 | Command + Shift + S |
ちなみにもっとも使用頻度が高いであろうF2とEsc。この二つのボタンの間にあるものといえば…
そう、F1です。
F1は、ヘルプのショートカットになりますが、使わないし開くのが遅い!
F2を押そうとして勢い余ってF1に当たって、ヘルプが開くのをイライラしながらまった経験のある人、結構いるんじゃないでしょうか。
私はあまりにイライラしすぎて、F1ボタンを剥ぎ取りました。
それ以来F1に当たることもなく、快適なExcelライフを送っています。
結構多いみたいですよ、剥がす人。
Excelショートカット(中級編)
次は中級編!
知らなかった!っていうものがあれば嬉しいです。是非使ってみてください。
コマンド | Windows | Mac |
セル、行、列の挿入 | Ctrl + Shift + "+"(プラス) | Ctrl + I |
セル、行、列の削除 | Ctrl + "-"(マイナス) | Ctrl + "-"(マイナス) |
上/左のセルをコピー | Ctrl + D/R | Ctrl + D/R |
絶対参照 | F4 | Command + T |
フィルタ | Ctrl + Shift + L | Ctrl + Shift + L |
グループ化 | Shift + Alt + → | Command + Shift + K |
シートの挿入 | Shift + F11 | Shift + F11 |
セルの書式設定 | Ctrl + 1 | Command + 1 |
ウィンドウ枠の固定 | Alt + W + F + F | N/A(個別設定可能) |
枠線の表示・非表示 | Alt + W + V + G | N/A(個別設定可能) |
- 絶対参照
キーを押すごとに、相対参照 → 絶対参照 → 複合参照 → 複合参照と変化します。
例えば、計算式の「A1」という部分にカーソルがある状態で、ショートカットキー[F4]を押すと「$A$1」という絶対参照に変化します。
もう一度[F4]キーを押すと、
「$A$1」が「A$1」
という行だけが固定された複合参照に、もう一度[F4]キーを押せば、
「A$1」が「$A1」
という列だけが固定された複合参照に、更に[F4]キーを押すと
「$A1」が「A1」
という、元の相対参照へと戻ります。
- 枠線の表示・非表示
最後の一つは完全に個人的な好みなのですが、エクセルの初期画面についている枠線が残っていると、ちょっと見えづらい。なので私はエクセルを開いた瞬間にAlt + WVGを押すようにしています。
ちなみにこのAlt系のショートカット。
リボンのタブとコマンドへのショートカットになります。
一度Altを押すと、上部のリボンにヒントが出てきますので、よく使うものは覚えておくと便利だと思います。
まとめ
ビジネスマンにとってなくてはならないツールExcelの、便利なショートカット20選。
皆さまいかがでしたでしょうか。
今となってはほぼ覚えてしまいましたが、最初の頃はショートカットまとめを紙に印刷して、すぐ確認できるようにしていました。
上記を活用して、皆さまのExcelライフがより充実したものとなれば幸いです。
では今日はこの辺で。